97th

第97回 箱根駅伝

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総合15位、ご声援をありがとうございました。

大会後のコメント


山下 拓郎 駅伝監督

往路の選手たちは1区の合田を皮切りに良い仕事をしてくれました。ラジニに関しましては、11位で襷をもらいその先を見ていましたが、前方の競りに追いつき難く、最低限の仕事をしてもらった印象です。3・4区は新戦力となる新井、佐藤を起用したのですが、初の大舞台でプレッシャーを感じ、場の雰囲気にのみ込まれてしまいました。来年の走りに繋げてほしいです。5区の石川に関しては、予選会までケガ等でうまくいかないことが多々ありましたが、最後に4年生且つキャプテンとしての意地をしっかりと果たし、シード圏内で復路の選手に託してくれました。
復路は4区間を2年生のフレッシュな選手に託して思いっきり走るよう伝えましたが、他大学の選手層の厚さに、力不足を思い知らされました。6区の佐々木に関しては前に國學院大学、後ろに早稲田大学、青山学院大学、明治大学といった強豪校が付いていたので、追いつかれたら付いていけば良かったが、反応できず力が発揮されませんでした。「後半のことは二の次にして、まず前半から攻める」ことのできる選手が少なかったのです。
駅伝は流れが重要であることをあらためて実感するとともに、シード圏内の大学との力の差が明らかでした。大崩れした選手がいなかった分、今大会はどの選手が良かった悪かったではなく、全体的に力負けしました。
来年を見据えて今から立て直す必要があるということを大会翌日に半日かけてミーテイングし、覚悟をもってやっていかないとただ出場するだけで終わってしまう、という認識をチームで自覚しました。
出場する以上は最低限シード権獲得、さらに、より上位の大学を切り崩さないといけません。3月から練習環境も変わるので、新しい練習メニューも取り入れていきます。

コロナウイルス感染症による大変な状況下のなか開催いただきました関係者の方はもとより、テレビやラジオ越しで一生懸命応援いただきました皆々様のおかげで襷1本を大手町まで繋げられたことに、大変感謝しております。
これからのチームであると信じておりますので、引き続きのご声援をよろしくお願いいたします。


石川 佳樹 主将

主将に任命されてから予選会を含めほとんど走れず、皆んなに迷惑をかけましたが、箱根駅伝でやっと少しだけ貢献できたような気がします。恩を結果で返すという気持ちを込めながらカッコいい走りを見せられて良かったです。他のメンバーはほとんどが初めての箱根駅伝でしたが精一杯力を発揮してくれたと思います。来年に繋げてほしいです。
目標であったシード権獲得が果たせなかったのは主将の責任だと思っており申し訳ない気持ちですが、一方で応援してくださった全ての方々に感謝しております。ありがとうございました。



吉原 遼太郎 副主将

応援ありがとうございました。個人としては故障の影響で最後の箱根駅伝を走ることができず4年生として、副主将として情けなく思います。チームとしては目標には届きませんでしたが、初出場の選手が多い中、往路復路ともによく頑張ってくれました。これからも強いチーム作りを目指して箱根路に帰ってきてくれると思います。今後も応援よろしくお願いします。


青柳 拓郎 副主将

今年は、コロナウィルスの影響で現地応援自粛という形でもテレビの前やSNS等で応援していただいた方、本当にありがとうございました!
チーム目標であったシード権獲得には及びませんでしたが、選手は力の限りを尽くしてくれました!予選会からのスタートとなりますが、チーム一同気持ちを入れ直して、もう一度箱根路で勝負できるよう頑張りますので今後ともご声援よろしくお願いします!!



ラジニ レメティキ 選手

私の活躍を応援してくれた全ての人に「本当にありがとう」と伝えたいです。皆さんの応援は私を強くし、レースで走る力とチームのために戦う自信を与えてくれました。なので、テレビの前で応援してくれた人に本当に感謝しています。






第97回箱根駅伝 8年連続本戦出場
応援しよう!


START 8:00
読売新聞ビル前
往路START付近にて7:00より応援開始(オレンジ色の拓大の旗が目印)
TV放映日本テレビ系列で午前7時から生中継
ラジオ放送ラジオニッポン 1422KHzにて午前7から生中継

箱根駅伝の応援に関するお願い

箱根駅伝の応援に関するお願い


沿道で応援していただく皆様に、箱根駅伝は育てられてきました。これからも、末永く愛される箱根駅伝でありたいと思っております。是非とも、応援マナーにご協力をお願いします。
第97回大会はスタート・フィニッシュ地点および各中継所、コース沿道での応援、観戦はお控えください。
 テレビなどでの応援、観戦をお願いします。
・大学関係者、OB・OG・同窓会組織など卒業生の方や、選手のご家族の沿道での応援や観戦もご遠慮ください。
・コース沿道での場所取りはご遠慮ください。確認された際には、撤去させていただく場合があります。
・大手町スタート/フィニッシュ地点、各中継所、芦ノ湖フィニッシュ/スタート地点でのイベント(大型ビジョンの設置、プログラム・グッズ販売、飲食等の提供ブースなど)は行いません。
 また、付近の立ち入りを制限する可能性がありますので、来場はお控えください。
・1月2日の芦ノ湖および1月3日の大手町での号外の配布は行いません。
・読売新聞社や報知新聞社の小旗の配布は行いません。


禁止事項


横断幕、旗、のぼり等をガードレールや橋などの沿道公共物へくくりつける行為は道路交通法に違反します。
・大学新聞の配布は禁止としております。
・自動車、自動二輪車、自転車等の車両による応援は危険であり、交通渋滞を招きます。
・コース周辺での無人飛行機(ラジコン、ドローン)操縦、飛行、自撮り棒の利用はできません。


詳しくは関東学生陸上競技連盟のホームページをご確認ください。




スピード強化に努めて、
前回果たせなかった
「シード権獲得」を狙います。

駅伝監督
山下 拓郎

kantoku

チーム戦を制するためには、仲間を思いやる気持ちや「団結力」が必要になってきます。練習期間は、そのことを意識するようにと指導しました。予選会当日は新戦力が活躍していた反面、箱根駅伝経験者の不甲斐なさが目立っていたように思います。しかし、「第97回箱根駅伝」への出場権獲得においては、なにより嬉しいことです。本番に向けて、まずは体調不良者や故障者を出さないように心がけながら、練習に取り組みます。また、前大会以上に高速のレース展開になることが予想されるので、スピード強化に努めたいです。テレビの前からのご声援を、よろしくお願いいたします。 

プロフィール
1984年生まれ。静岡県出身。常葉学園菊川高校、亜細亜大学を卒業。出雲駅伝1回、全日本駅伝3回出場。箱根駅伝には1年次から4年連続出場しており、3年次には9区で区間賞となる走りで亜細亜大学初の総合優勝に貢献した。2007年富士通に入社、2012年より拓殖大学陸上競技部コーチ、2019年より陸上競技部男子駅伝監督に就任。