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アーチェリー部

台湾 國立體育大學アーチェリー部と拓殖大学アーチェリー部が合同練習会を行いました

2024年9月9日から14日までの5泊6日の日程で、国立体育大学アーチェリー部部員(選抜選手)12名と指導者2名(林政賢監督・林明靜コーチ)が、選手の競技力向上と日本の学生アーチャーとの国際交流の機会を得ることを目的に来日しました。これは、本学アーチェリー部の山本博特任コーチが、国立体育大学の邱柄伸学長(ソウル五輪台湾アーチェリーチーム代表選手)と親友であり、国立体育大学アーチェリー部総監督の林政賢教授(アテネ五輪/北京五輪/ロンドン五輪・台湾アーチェリー男子チームコーチ 東京五輪 ・台湾アーチェリー代表チーム監督)と30年前からの友人であることから実現したものです。
両アーチェリー部の合同練習会は、八王子国際キャンパスのアーチェリー場にて9月10日の開会式後から9月13日の閉会式まで午前に行われました。午後は、国立体育大学アーチェリー部の皆さんは、渋谷にあるアーチェリーショップ「渋谷アーチェリー」の訪問や観光などで都心に赴き、9月12日は高尾山登山を楽しみました。
また、帰国前日の9月13日は、午後5時半より京王プラザホテル八王子にて、本学アーチェリー部OB・OG会主催で両大学の相互交流、学生同士の文化交流を目的としたパーティーが行われ、大盛況のうちに幕を閉じました。
(以下、合同練習会、高尾山登山、文化交流パーティーについて報告します。また、本学交換留学生の邱くんは開会式、閉会式、高尾山登山、パーティーに通訳として参加してくれました。邱くんもたくさんの友達ができただろうと思います。)
 
~合同練習会~
開会式は本学アーチェリー部の鈴木くんの司会、閉会式は本学アーチェリー部の宮本くんの司会(本学交換留学生の邱くんの通訳)で進行しました。両式ともに本学からは福田部長、新木監督、山本特任コーチ、中村主将が、国立体育大学からは林監督が挨拶をし、合同研修会の意義を称えあいました。開会式では、その後、部員各自が相手の言語で自己紹介をしあい、いよいよ合同練習が始まりました。中村主将によると、当初は、言葉の壁があったものの、選手たちは翻訳アプリや簡単な英語を使い、積極的にコミュニケーションをとり始め、最初はぎこちなさも見られたもの、次第に打ち解け、アーチェリーを通じた交流が深まったとのことです。
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開会式
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閉会式
当初はお互いに表情が硬かった部員たちですが、閉会式は言葉の壁を乗り越えて心が通い合う大変和やかな雰囲気でした。開会式と閉会式の集合写真(↓)に見える部員たちの位置からは、交流が成功したことがよくわかります。開会式の集合写真は、部員が大学別に二分されていますが、閉会式の集合写真は、部員同士が交わり楽しそうに自己表現をしています。
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開会式後の集合写真
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閉会式後の集合写真
最終日となる13日の練習では、両校混合のチームで団体戦が行われ、選手同士が励まし合い、声を掛け合いながら競技を楽しみました。勝敗を超えたスポーツマンシップにあふれる雰囲気の中、互いに高め合う貴重な時間となりました。(合同練習会は、10月23日発売の雑誌「アーチェリー(2024.11月号」に掲載予定です。)
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手前が本学アーチェリー部の部員たち
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国立体育大学の部員たち
~高尾山登山~
9月12日は練習後、国立体育大学の皆さんは、本学アーチェリー部部員2名、通訳の邱くん、福田部長とともに高尾山登山に赴きました。まず、高尾山口駅近くの蕎麦店で蕎麦をいただいた後、リフトで中腹まで行き、山頂に向かいました。
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国立体育大学の部員たち 蕎麦店にて。
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高尾山頂上を目指す部員の宮本くんと通訳の邱くん
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「南無飯縄大権現」撮影後、男坂108段を上りました
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高尾山山頂
~文化交流パーティー~
 帰国前日の9月13日は、午後5時半より京王プラザホテル八王子にて本学アーチェリー部OB・OG会主催で両大学の相互交流、学生同士の文化交流が行われ、国立体育大学の部員たちが歌やショーを披露し、会場を盛り上げました。また、両校の部員たちはプレゼントを交換し合い、4日間で築いた友情と絆を再確認しました。
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アーチェリー部 山本OB会長
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国立体育大学アーチェリー部 林監督
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アーチェリー部 山本特任コーチ
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懇談する林監督(中央)林コーチ(右)
通訳の源氏ハードオフ台湾社長(左)
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記念品をいただく中村主将
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記念品をいただく福田部長
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国立体育大学の部員たちによる歌とダンス
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井上常務理事から渡された本学のTシャツを着た国立体育大学の部員たち
今回の合同練習は、言語の壁や文化の違いがありながらも、アーチェリーという共通の競技を通じて互いに刺激し合い、深い交流を図ることができました。この合同練習で築かれた絆を今後も大切にし、互いに応援し合える関係を続けていきたいという思いが、参加者全員の心に強く残ったことでしょう。
この4日間は、アーチェリーというスポーツが国境を越え、心を通わせる素晴らしい機会となりました。
文責:アーチェリー部 部長 福田惠子・主将 中村凜玖