ボランティアvolunteer
麗澤会ボランティア部
【麗澤会ボランティア部】災害医療ボランティア研修を実施しました
麗澤会ボランティア部は令和5年2月4日(土)八王子国際キャンパスにて南多摩保険医療圏災害医療チームを講師に招き「災害医療ボランティア研修~情報ロジスティクス編」を実施致しました。
災害医療ボランティア研修は、全部で3部構成となっており、第1回トリアージ編、第2回応急手当・搬送編そして第3回情報ロジスティクス編となっております。
当日は、災害医療チームより6名、本学学生11名、職員3名が参加し、日本医科大学多摩永山病院 救急救命士 北野先生に講義を頂き、その後、実地研修を行いました。
大規模災害が発生した際に立ち上がる災害本部を疑似体験する実地研修を行いました。
災害本部にはあらゆる情報が入っていきます。伝令、電話、メール、FAX、無線、アナウンスetc、、こういった情報が同時に届き、その状況下で生命に関わる判断をしなければなりません。
怪我の程度や意識、歩行可能かどうかなどによりトリアージをした情報を次から次に時系列に沿って記録・整理する「クロノジー」という手法を学びました。
序盤は医療チームの方々が寸劇をする中で入ってくる情報を兎に角一人でメモを取る作業を行いました。
怪我人、重症度、歩行可能かどうか、時に誤報なども入ってきます。
次は3~4人に分かれグループでクロノロジーを完成させるという作業を行いました。チーム作りから自分たちで行わなければならず、参加者が話し合い、役割分担を行い作業に当たります。
何度か繰り返して実施していく中でトライ&エラーを繰り返し、次第に情報を漏らすことのないよう、また情報の優先順位をつける事ができるチームが出てきました。
参加者は、全員真剣に無線などで入ってくる情報に耳を傾け、時に議論をし、研修を行いました。
災害医療本部の方々が、災害時にどの様な活動をしているのかを少しでも知ることができたとても良い回となりました。また、災害が起こったときに、自分にできることが1つでも増えたことで自信に繋げることができました。災害による人々の混乱が起こらないことが最も望ましいのですが、いずれ起こる可能性があります。その時に自分は冷静に対応ができる様な人でありたいと考えています。
災害医療ボランティア研修は次年度も実施を予定しております。
ぜひご参加ください。
2017年11月に本学と医療センターは「災害時応援協定」を締結しました。
大規模災害発生時には本学として可能な限りセンターと協力し救護活動を行います。
そのことを踏まえ、日頃より防災訓練や、今回のような災害医療ボランティア研修を実施しております。
尚、医療センターは南多摩保健医療圏というグループに所属しており、医療センターの先生だけでなく、南多摩エリアの医療機関、医療従事者の方が講師や指導者としてご参加頂いております。
東京医科大学八王子医療センターと災害時応援協定を締結
災害医療ボランティア研修は、全部で3部構成となっており、第1回トリアージ編、第2回応急手当・搬送編そして第3回情報ロジスティクス編となっております。
当日は、災害医療チームより6名、本学学生11名、職員3名が参加し、日本医科大学多摩永山病院 救急救命士 北野先生に講義を頂き、その後、実地研修を行いました。
大規模災害が発生した際に立ち上がる災害本部を疑似体験する実地研修を行いました。
災害本部にはあらゆる情報が入っていきます。伝令、電話、メール、FAX、無線、アナウンスetc、、こういった情報が同時に届き、その状況下で生命に関わる判断をしなければなりません。
怪我の程度や意識、歩行可能かどうかなどによりトリアージをした情報を次から次に時系列に沿って記録・整理する「クロノジー」という手法を学びました。
序盤は医療チームの方々が寸劇をする中で入ってくる情報を兎に角一人でメモを取る作業を行いました。
怪我人、重症度、歩行可能かどうか、時に誤報なども入ってきます。
次は3~4人に分かれグループでクロノロジーを完成させるという作業を行いました。チーム作りから自分たちで行わなければならず、参加者が話し合い、役割分担を行い作業に当たります。
何度か繰り返して実施していく中でトライ&エラーを繰り返し、次第に情報を漏らすことのないよう、また情報の優先順位をつける事ができるチームが出てきました。
参加者は、全員真剣に無線などで入ってくる情報に耳を傾け、時に議論をし、研修を行いました。
参加者の声
・3年生
実際を想定した体験ができ、とても勉強になりました。過去に震災を経験したことがあり、当時の対策本部での大変さを知りました。今後の研修も参加をしたいと思います。ありがとうございました。・3年生
ドラマなどでしか聞いたり見たことの無かったトリアージ、クロノロジーなどの言葉を今回の研修を通して理解できました。無線機を使うことで、より実践に近い形で実習を行いました。また現場で動いている人たちの生の声が聞けて、とても有意義で価値のある研修でした。災害時には自分ができる範囲で、プロの方の邪魔にならない程度ですが、手伝いたいと思います。・2年生
クロノロジーをやってみて、非常に情報の整理が難しかったです。様々な病態や、場所、必要なものなど多量の情報があり混乱してしまいました。また今回の講習で災害時の勉強になりました。これから長く生きていく中で様々な災害があるかもしれないので、このような素晴らしい講習を受けれてとてもいい経験になりました。・2年生
座学だけでなくて、実践しながら学べて楽しかったです。 この講習を通じてものの見方や考え方が深まりました。一度だけでは、身に付かない部分もあると思うので、今後の研修があればぜひ参加してみたいです。・2年生
災害時は自分が決まった場所にいるとは限りません。今回の研修は、実際に近い雑音や難しい状況で行いました。この研修で様々な場面を想定して対応できるようになると思います。有益な研修でした。ありがとうございました。
・2年生
災害医療本部の方々が、災害時にどの様な活動をしているのかを少しでも知ることができたとても良い回となりました。また、災害が起こったときに、自分にできることが1つでも増えたことで自信に繋げることができました。災害による人々の混乱が起こらないことが最も望ましいのですが、いずれ起こる可能性があります。その時に自分は冷静に対応ができる様な人でありたいと考えています。・2年生
災害現場で、どのような情報管理が必要か、クロノロジーとは何か、無線機の使い方を主に学びました。あちこちから、情報が入ってくるなかで整理して簡潔に書き留めていく作業は少し難しかったですが、何度かやるうちに、何を書かなければいけないのか、どうすれば見やすくなるのかが分かってきました。実際の現場では、雑音があったり、車内など様々な場所で、他の担当も抱えながら1人で行うことがあると聞きました。現場は混乱しているので、ロジスティクス担当の重要さ・大変さが理解できました。情報の整理という点では、今後の生活にも応用できそうなので使ってみようと思います。無線機でやりとりをするときは、オウム返しのように確認してから返事をしたり、わからなければ聞き直すなど、確実な情報共有を行うことが大切な事を学びました。これは、指示をもらったときに、最後に復唱して確認するのと同じだと思うので、実践したいと思います。ありがとうございました。・1年生
講義から実技になるまでの抑えるべきポイント、また1回目実技で、改善すべきポイントを共有し、2回目の実技にうつることで、効率よく、学習できたと思います。 充実した授業でとても受けていて楽しかったです。八王子医療センターや関連施設での災害訓練があったら参加してみたいと思います。ぜひご参加ください。
【拓殖大学と東京医科大学八王子医療センターとの協定について】
拓殖大学八王子国際キャンパスは広域避難場所として指定されており、また、東京医科大学八王子医療センターは本学の正門からの直線距離でもおよそ500mと極めて近い立地にあるため災害時には綿密な連携が不可欠となります。2017年11月に本学と医療センターは「災害時応援協定」を締結しました。
大規模災害発生時には本学として可能な限りセンターと協力し救護活動を行います。
そのことを踏まえ、日頃より防災訓練や、今回のような災害医療ボランティア研修を実施しております。
尚、医療センターは南多摩保健医療圏というグループに所属しており、医療センターの先生だけでなく、南多摩エリアの医療機関、医療従事者の方が講師や指導者としてご参加頂いております。
東京医科大学八王子医療センターと災害時応援協定を締結