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山下拓郎監督が監督功労賞受賞
関東学生陸上連盟より山下拓郎監督へ監督功労賞が贈られました。
指導者功労賞は、本連盟加盟校陸上競技部の部長、監督、コーチまたは、それに準ずる指導者として多年にわたり本連盟の発展に尽力し、その功績が特に顕著な方に贈られるものです(連盟規約より)。
2020年度から2021年度にかけての陸上競技部は、箱根駅伝予選会でジョセフ・ラジニ選手が叩き出したハーフマラソンの記録が世界50傑にランクインしたり、全日本大学駅伝に出場するなど目覚ましい活躍が期待されます。![山下 拓郎_03](/news/albums/1853/abm00002796.jpg)
今回、このような栄誉ある賞を受賞させていただき大変嬉しく思っております。
この賞に恥じないよう、選手1人ひとりが自分の力を最大限に発揮できるよう今後も指導していきたいと思います。
「陸上競技を通して人間力の向上」
人間力なしに競技力は向上しません。具体的には挨拶、礼儀、感謝の気持ち、目配り・気配り・思いやり、事前・事後の報告など身に付ける事が大切です。
今自分は何をすべきか考えて行動する(考動)事や周りの人から言われた事に関して素直に謙虚に聞き入れる心、そして真面目にコツコツ努力する事、全力でやり抜く力、またスリッパや自転車をきちんと並べるといった、人としての振る舞い方や考え方を身に付ける事も大切です。
昨日の自分と比べて今日の自分の方が半歩でも一歩でも確実に成長、育成出来るように指導しています。
経緯は実業団を引退後に前監督の岡田さんから一緒にやって欲しい、力を貸して欲しいという連絡があり、引き受ける決意をしました。
大学時代や実業団(富士通)時代に良い事も悪い事もたくさん経験しました。今までの経験を元に1人でも多くの学生の力になりたいという想いになったのが指導者を目指したきっかけです。
陸上が好きなので携わる事が出来てとても幸せです。
![159996](/news/albums/1853/abm00002797.jpg)
社会に出て即戦力として働ける人間、誰からも必要とされる人間また愛される人間を輩出したいです。
「進化への道を拓け」です。
今年のスローガンには、1人1人が進化を遂げ、新しい拓大を拓いていかなければならないという意味が込められています。このスローガンのもとで箱根駅伝出場と過去最高の6位以上を目標に取り組んでいきます。
今後は箱根駅伝予選会と全日本大学駅伝の二本を高いレベルで走ることができるタフな体作りを目指し、地道な走り込みを重ねて夏以降に選手層の厚みが出てくればと思います。
更なるレベルアップを目指し、箱根駅伝予選会と全日本大学駅伝ではチーム目標が達成出来るように頑張っていきますので、今後ともより一層のご支援とご声援の程、宜しくお願い申し上げます。
指導者功労賞は、本連盟加盟校陸上競技部の部長、監督、コーチまたは、それに準ずる指導者として多年にわたり本連盟の発展に尽力し、その功績が特に顕著な方に贈られるものです(連盟規約より)。
2020年度から2021年度にかけての陸上競技部は、箱根駅伝予選会でジョセフ・ラジニ選手が叩き出したハーフマラソンの記録が世界50傑にランクインしたり、全日本大学駅伝に出場するなど目覚ましい活躍が期待されます。
![山下 拓郎_03](/news/albums/1853/abm00002796.jpg)
山下監督コメント
1.受賞の感想をお願いします。
今回、このような栄誉ある賞を受賞させていただき大変嬉しく思っております。
この賞に恥じないよう、選手1人ひとりが自分の力を最大限に発揮できるよう今後も指導していきたいと思います。
2.指導者としてのモットーを教えてください
「陸上競技を通して人間力の向上」
人間力なしに競技力は向上しません。具体的には挨拶、礼儀、感謝の気持ち、目配り・気配り・思いやり、事前・事後の報告など身に付ける事が大切です。
今自分は何をすべきか考えて行動する(考動)事や周りの人から言われた事に関して素直に謙虚に聞き入れる心、そして真面目にコツコツ努力する事、全力でやり抜く力、またスリッパや自転車をきちんと並べるといった、人としての振る舞い方や考え方を身に付ける事も大切です。
昨日の自分と比べて今日の自分の方が半歩でも一歩でも確実に成長、育成出来るように指導しています。
3.指導者を目指したきっかけ、経緯を教えてください。
経緯は実業団を引退後に前監督の岡田さんから一緒にやって欲しい、力を貸して欲しいという連絡があり、引き受ける決意をしました。
大学時代や実業団(富士通)時代に良い事も悪い事もたくさん経験しました。今までの経験を元に1人でも多くの学生の力になりたいという想いになったのが指導者を目指したきっかけです。
陸上が好きなので携わる事が出来てとても幸せです。
4.選手と関わる上で大切にしていること2~3点教えてください。
コミュニケーションや選手1人1人に愛情を持って接する事です。
例えば、選手が相談に来てこうしたい、こうやりたいと言って来た時には否定しません。人の考え方はそれぞれで、すべての考え方において、「これが正解」というのはなく、色々な考え方があっていいと思っています。
また私が選手たちの意見を聞かずに私の意見を押し通していたら駄目だとも思っていますので自らが考えて行動し、色んな事を経験して学んで吸収して欲しいです。
それが必ず次に活きてくると思います。
色々な考えがある事を学び、社会の中のさまざまな分野で活躍して欲しい、また自分の考えを自分の言葉で表現できる人間にもなって欲しいです。
例えば、選手が相談に来てこうしたい、こうやりたいと言って来た時には否定しません。人の考え方はそれぞれで、すべての考え方において、「これが正解」というのはなく、色々な考え方があっていいと思っています。
また私が選手たちの意見を聞かずに私の意見を押し通していたら駄目だとも思っていますので自らが考えて行動し、色んな事を経験して学んで吸収して欲しいです。
それが必ず次に活きてくると思います。
色々な考えがある事を学び、社会の中のさまざまな分野で活躍して欲しい、また自分の考えを自分の言葉で表現できる人間にもなって欲しいです。
![159996](/news/albums/1853/abm00002797.jpg)
5.どのような選手、社会人を輩出したいと考えていますか。
社会に出て即戦力として働ける人間、誰からも必要とされる人間また愛される人間を輩出したいです。
6.今年度のチームスローガンを教えてください。
「進化への道を拓け」です。
今年のスローガンには、1人1人が進化を遂げ、新しい拓大を拓いていかなければならないという意味が込められています。このスローガンのもとで箱根駅伝出場と過去最高の6位以上を目標に取り組んでいきます。
7.今年度は全日本大学駅伝、箱根駅伝予選会を控えています。今後に向けて取り組む課題についてお聞かせください。
今後は箱根駅伝予選会と全日本大学駅伝の二本を高いレベルで走ることができるタフな体作りを目指し、地道な走り込みを重ねて夏以降に選手層の厚みが出てくればと思います。
8.応援してくれる方にメッセージをお願いします。
更なるレベルアップを目指し、箱根駅伝予選会と全日本大学駅伝ではチーム目標が達成出来るように頑張っていきますので、今後ともより一層のご支援とご声援の程、宜しくお願い申し上げます。
山下 拓郎(やました たくろう)
【経歴】1984年生まれ。静岡県出身。常葉学園菊川高校、亜細亜大学を卒業。出雲駅伝1回、全日本駅伝3回出場。
箱根駅伝には1年次から4年連続出場しており、3年次には9区で区間賞となる走りで亜細亜大学初の総合優勝に貢献した。2007年富士通に入社、2012年より拓殖大学陸上競技部コーチ就任。2019年に男子駅伝監督を経て、2021年より現職。
【経歴】1984年生まれ。静岡県出身。常葉学園菊川高校、亜細亜大学を卒業。出雲駅伝1回、全日本駅伝3回出場。
箱根駅伝には1年次から4年連続出場しており、3年次には9区で区間賞となる走りで亜細亜大学初の総合優勝に貢献した。2007年富士通に入社、2012年より拓殖大学陸上競技部コーチ就任。2019年に男子駅伝監督を経て、2021年より現職。