カルチャーculture

アジア研究会

SDGsに向けたソーラークッカーの勉強会

私たちアジア研究会は、ソーラークッカー研究の第一人者であり、マルチミラー型ソーラークッカーの開発者である木下幹夫先生をお招きして、ソーラークッカーの勉強会を行いました。アジア研究会はモンゴルでのソーラークッカーの普及を考え活動しています。そのため今回の勉強会は得るものが大きかったです。

まず、様々なソーラークッカーの仕組み、調理例などのお話を聞きました。ソーラークッカーは外気温に左右されないので、真冬でも調理が可能だそうです。集光や天候によっては100度から200度ぐらいまで温度が上がるため、光の集めすぎについても注意を受けました。ソーラークッカーについての理解が不足していて、そこまで温度が上がると思ってなかったので驚きました。

次に簡単に作り方について説明を受け、実際に手作りのテルケス型ソーラークッカーを見せて頂きました。材料は日本の100円ショップなどで殆どが揃うので作りやすく普及しやすいのではないかと思いました。
最後に課題についてお話しして頂きました。中には、私たちだけでは気づけなかった課題もあります。途上国で普及させるためには、課題を見つけ解決していかなければならないと改めて実感しました。

ソーラークッカーお普及を考えている私たちですが、研究者である木下先生のお話を聞き自分たちの無知さを実感しました。その無知さを解消すべく、たくさん質問をさせて頂きました。質問したことにも丁寧に答えて頂けたので、内容の濃い勉強会になったと思います。

(国際学部 湊 茉衣夏)
SDGsに向けたソーラークッカーの勉強会
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